芸術・工芸

二代半泥子の焼物

先日、二代目川喜田半泥子こと、川喜田敦さんの展覧会が三重県の川合高岡駅近くの小渕病院研修センター「備伊巣(びいす)」であり、見に行った。電車に揺られ、乗り換えなどしながら2時間近く。のんびりした田舎町にある会場は古民家を移築したとてもおし…

二代半泥子の焼物

先日、二代目川喜田半泥子こと、川喜田敦さんの展覧会が三重県の川合高岡駅近くの小渕病院研修センター「備伊巣(びいす)」であり、見に行った。電車に揺られ、乗り換えなどしながら2時間近く。のんびりした田舎町にある会場は古民家を移築したとてもおし…

僕のコレクションでも最高の逸品 川喜田敦 湯呑 哲

確か、敦氏の半泥子代々展での作品。湯呑という陶芸家の作品の中でも値段が余りつけられない部類の作品だが、その存在感、気高さ、そして愛くるしさに心奪われた。 ぽってりとした形ではあるが、まったく野暮ったくなく、美しいピンクいrがほんのりとのぞき…

新歓嗣の伊賀茶碗

まだ、陶芸に興味を持ち出して間もないころ、三重県の伊賀に行ったときに、新歓嗣氏の窯を訪ねたことがある。そのときに直接、氏から購入した。 あの頃は焼締一辺倒で、新歓嗣氏の岩石のような焼き物はかなり面白かった。 この茶碗も岩を削り出したような感…

もともとは父親のです。バカラ カプリ スモールワイン1108104

これは父親が勤続30年かなんかの記念で会社からもらってきたもの。それを僕がパクってきて、さらにもう一個組み合わせてペアにした。 といっても僕は家でワインを飲むことはまずないので、ほとんど使わない。こういう小さめのワイングラスではどういうワイ…

ミニチュア茶碗 川喜田敦 酒器

以前に紹介した川喜田敦氏の茶碗をそのまま小さくしたような酒器。本当に、そのままのミニチュアサイズで、かわいくて仕方ない。 かわいいんだけど引き延ばすと茶碗のようになるからすごい。 ↓パーリーゲイツのウェアを着てゴルフする?バービーゴルフ byパ…

素朴な滑らかさ。バカラのH2Oタンブラー

これもベガに並ぶ非常にシンプルなシリーズ。大きさも普通のコップよりもちょっと大きめくらいで、たっぷり飲みたいときにも十分だし、ちょっと少なめに入れると上品な感じになる。 波打つような底近くの表情が柔らかい感じを与えて優しい。バカラ(Baccarat)…

一番長い付き合いになります。川喜田敦の茶碗(茶のために)

この茶碗は、はじめて川喜田敦氏から購入した茶碗。敦氏の作品を紹介していたHPで、氏の湯呑を見て、大きな衝撃を受けた。ぜひ訪ねてみてみたいという思いに駆られて電話し、快く許可してくださった。 その日一日たっぷりといろんな作品を堪能し、次に行っ…

バラック小屋みたいな工房で買ったぐい呑 平野雲斉作 ぐい呑

むかし信楽に遊びに行ったときに、なんだかおんぼろい工房に立ち寄った。そこには、なんかいかにも変人っぽいおじさんがいて、焼き物を作っていた。中も汚く、不思議な空間だった。 話してみると、もともと焼き物の燃料(まきだったか?)を売っていたらしい…

器自体が宝石。バカラのアラベスク12cmボウル

バカラのアラベスクは、切子のように鋭角になされたカットが特徴のシリーズである。絵画的というのではなく、完全にデザイン的であり、柔らかさなどはみじんも感じられず、潔いくらいの鮮明なカットが緊張感を放っている。 小さいこのボウルは、光をうまくあ…

エスプレッソはこれで。アンティコチェリーのモカカップ

ビアレッティのモカエキスプレスでコーヒーを入れるようになってから、さらに濃いめのコーヒーになったので、小さめのコーヒーカップがいいかと思ってこっちにしてみた。ヘレンドのフルーツエスキースのチェリーがオレンジ色で、日本のさくらんぼっぽいとし…

これでたっぷりドリンクを。 バカラのベガ ハイボール

バカラの特徴は、その透明度とずっしりと手に来る重さ。この重さが、高級感と本物だという感じを使う人に与える。 このグラスは、僕の最も好きなシリーズのひとつで、そのシンプルさが際立つシリーズだ。いろいろと装飾されているゴージャスさももちろん捨て…

たまにはこういう買い方もある。丘みつ子の織部ぐい呑

昔、近鉄百貨店の上本町店の個展で購入。テレビドラマとかでときどき見かける女優さんであったことと、本人が会場にいたこと、そして値段が手ごろだったのでついテンションがあがって買った。 ぱっと見たときに、なかなか上手に作るもんだなと思ったのもある…

チェリーのペアはプラムです。ヘレンドのフルーツエスキース(プルーン)ティーカップ&ソーサー

以前に紹介したヘレンドのフルーツエスキースのチェリーのパターン違いがこのプルーンだ。チェリーのオレンジ色に比べるとちょっと地味な感じはするが、大粒のプルーンはとてもかわいい。 プルーンという果物は、日本では健康食品としてしかあまりみたことが…

これでがっつりとお茶漬けでも。加藤隆彦の信楽片口

昔、焼締にどっぷりとはまっていたことがあった。力強く、その荒々しい見た目そのままの感じが、迫力あるものとして僕には感じられたからだ。釉ものにまた惹かれるようになった今と比べると、そのときどきに惹かれるものがあることが分かって面白い。焼締で…

甘いリキュールを飲むのに最適。バカラのハーモニー ハッピーアワーズ 2101927

バカラのグラスは小さくても凝縮された重さがある。そして暗い部屋の中でも輝くきらめきがある。ハッピーアワーズ、つまり「楽しい時間」と名付けられたこのグラス。このグラスで飲むなら、酔いすぎることもなく、ちょっと気分をもりあげるための「楽しい時…

はがれた釉薬が雲のように。川喜田敦 湯呑

もともとはかけてあった釉が窯のなかではがれたらしい。まるで焼き締めのような土肌になっている。ところどころに残っている釉がまるで雲のように器体にたゆたう。ここは小さな天空のようだ。また、器自体がちょっと歪んでいるわけだが、その歪みに勢いとキ…

宝石のようなプレート。バカラのアラベスク 12cmプレート2102781

バカラの商品と言えば、圧倒的に多いのがグラス類。あとはアクセサリー類か。そういったバカラの中で珍しい食器類となるこのアラベスク。彫刻のように細かくなされたカットがきらきらと光を反射させて輝く。バカラらしく、大きさの割にはずっしりと重い。か…

丸い器に描かれた小さな絵画。ヘレンドのフルーツエスキース(チェリー)のティーカップ&ソーサー

僕はヘレンドも蒐集しているが、基本的にはこの724という番号で表される形のティーカップがメインだ。ほかの洋食器ブランドと同じく、ヘレンドはもちろんたくさんのバリエーションを作っていて、いろいろなシェイプを生み出しているが、僕としてはこの形…

マイセンの定番。ブルーオニオンのコーヒーカップ&ソーサー

ブルーオニオンは、マイセンの作品の中でも最も代表的な作品だが、意外と、このシェイプのコーヒーカップは見かけない。僕もいろいろと百貨店を探し回ったのだがなかなか見つからず、たまたま心斎橋の大丸でこれを見つけたときは思わずテンションが上がった…

大和努 萩焼ぐい呑

叔父に昔もらった。ぐい呑は小さな茶碗のような。 ★レビューで送料無料★ コーチ COACH メンズ人気のバックを大幅値下げ!ハリソンシリーズ プレ...価格:89,000円(税込、送料込)

はじめてのティーカップ。マイセンの設立300周年記念 剣マークコレクション(2010年)

昨年のマイセンの設立300周年記念 剣マークコレクションは、この剣マークコレクションで初めてのティーカップ。デザインは、波の戯れ型。まさに波打つような美しい口元のデザインがシャープでありながら、ティーカップなので口径が大きいために、優しい印…

凝縮。川喜田敦 茶碗「長湯」

小ぶりの茶碗である。たっぷりと長石釉がかかっていて、雪のようである。青みがかかった不思議な色合いで、微妙なグラデーションがやや神秘的な感じさえ与える。 僕の片手にもうまく収まり、非常になじむ。僕が一番よくお茶を飲む茶碗である。小さいけれども…

ヘレンド モーニンググローリー ティーカップ&ソーサー

白い磁器に小さな朝顔が散らばめられている。白いモダンな洋館に植えられた花のようだ。 窓から明るい光が差し込み、花に水をやる女性の鼻歌が聞こえてきそうな、素敵な空間をヘレンドは演出した。Pioneer BDR-206MBK(ブルーレイドライブ/SATA/内蔵/ブラッ…