一番長い付き合いになります。川喜田敦の茶碗（茶のために）

芸術・工芸


　この茶碗は、はじめて川喜田敦氏から購入した茶碗。敦氏の作品を紹介していたＨＰで、氏の湯呑を見て、大きな衝撃を受けた。ぜひ訪ねてみてみたいという思いに駆られて電話し、快く許可してくださった。

　その日一日たっぷりといろんな作品を堪能し、次に行ったときに、この茶碗を購入した。たっぷりとした大ぶりの茶碗に、またたっぷりと長石釉がかかり、懐の大きな茶碗となっている。金継しているのは、何年か前に、なんかの拍子に欠けてしまい、僕が自分で金継した。もう少し、おとなしい金色にすればよかったかとも思う。

　今でもときどき使っている。最近はもうすっかり敦氏の作品と初代半泥子の作品ばかりをローテーションで使うようになった。その中のひとつだ。なんだか、そろそろ久しぶりに行ってみたくなった。もう仕事が忙しいのがつらい・・・