雰囲気・味、ともに満足のお店 奈良町のフレンチレストラン o・mo・ya パート2

 昨日の続きで、奈良町のフレンチレストランo・mo・yaの紹介。いよいよメイン。まずは本日の鮮魚。スズキのポワレ。皮のかりかりと白身のやわらかさのコントラストが楽しい。

写真を撮り忘れたがお口直しのシャーベットも出てきた。赤ワインのシャーベット。大人の味。

 メインは、僕が上の写真の鹿児島産黒毛和牛のロースト。とてもやわらかい。さらに味は濃厚。かむと口の中にじわっと濃い肉の味が広がる。K嬢はアワビ。バターの味が柔らかく火の通ったあわびにしみ込んでいて文句なし。アワビはもちろん刺身もいいのだが、個人的には火が通った方がおいしいと思う。甘味がますし、あの独特の食感が味をいっそう引き立てる。

ここのコースの面白いのは次の一品。小さなお寿司が出てくる。最初僕はまったくその面白さに気付いていなかったのだが、K嬢に指摘されて気付いた。そうだ、フレンチのコースのなので、途中でパンを食べる。だから、〆にご飯ものということはないわけだ。しかし、やはり日本人、しかも米好き。これはうれしい。

 最後はデザートと飲み物。これも盛り合わせ。デザート好きにはたまらない。

 とりあえずまずコース全体のボリュームで文句を言う人はいないだろう。しかも味もかなりのレベル。近鉄奈良駅から15分ほど歩くが、これだけのボリュームなので、食後の散歩と思えばいいだろう。

野菜のフランス料理

野菜のフランス料理

価格:3,675円(税込、送料別)