日本でも最高級の花として人気のある蘭がモチーフのシリーズであり、また白地にブルーという日本の染付のような味わい、さらに描かれているオーキッドは墨絵のように滲み、これこそ東西の融合の結果と言える。 僕はこれしかもっていないが、このシリーズで食…

オレンジの温かい色使いと、ワンポイントで描かれるサクランボというデザインがこれほど上品に作品に仕上げられた洋食器も珍しい。ヘレンドの代表作のひとつだと僕は思っている。 シンプルというものは難しい。余白のバランスがきっちりとれて、描かれるもの…

マイセンの最近の洋食器はとても絵画的で、その白磁の美しさを存分に引き立てるものが多い。日本の花鳥画のような趣をももっている。 このコーヒーカップもわりと新しいデザインで、1995年新進気鋭の女流マイスター、ザビーネバックスが「波の戯れ」のシリー…

マイセンの代表的なデザインと言えば、もちろんブルーオニオンだ。日本の柿右衛門様式に影響を受けたと言われるこのデザインは、染付に馴染みのある日本人にとっても、とてもしっくりくるデザインでもある。青と白という配色は、言わば空の配色であり、万国…

僕は今のところ、洋食器としてマイセン、ヘレンド、ジノリをターゲットに集めているが、ティーカップはヘレンドが一番だ。しかもいくつかパターンがある中で、724のこのぽてっとした丸型のものばかりを集めている。 このトゥッピーニの角笛のシリーズは、ヘ…

マイセンの設立３００周年記念の第４弾め。今回の形は、僕が一番好きな形だ。このチューリップ形のシェイプ。現代のマイセンを代表する形だ。ぽってりとして、丸くてかわいい。 マイセン【47%off期間限定!!】マイセン(Meissen) ティーカップ&ソーサー 波の戯…

ドイツの洋食器の雄、マイセンの剣マークコレクションの三作目。2008年に発売されたマグカップである。やや小ぶりのマグカップは、通常のマグカップよりはシャープな印象を与えている。取っ手部分の角ばった感じがちょっと珍しいのと、マグカップスタイルに…

以前に、マイセン設立３００周年記念の剣マークコレクションのNo.1を紹介したが、これはそのNo.2。 ちょっと高めの高台に、クラシカルなフォルムがアンティーク調で歴史コレクションにふさわしい。マイセンでは、今ではあまり見ないフォルムだ。 剣マークは…

職場でコーヒーを飲むために購入。ジノリのアンティチェリーは、手軽な価格と洗練されたデザインが見事に両立した作品だと思う。白いキャンバスに描かれたチェリーの図柄は、日本画のような余白を楽しめる構図になっている。さらに、うっすらとレリーフが施…

マイセンの設立３００周年を記念してマイセンのシンボルである剣マークをデザインしたカップ＆ソーサーを、マイセンが２００６年から一年ずつ２０１１年まで計６客発売するの一作目。 剣マークコレクションと言いながら、一作目のデザインは剣マークではなく…