小さいジュエリー。ソニーのデジタルカメラDSC-WX5

 ソニーのコンパクトデジタルカメラDSC-WX5を手に入れた。裏面照射型のCMOSセンサーが採用されたデジタルカメラがどんな感じかが使ってみたくてこれにした。カメラは僕にとって趣味のものなので、機能ももちろんだがデザインも重要だ。メインカメラのα900のようなフルサイズは、デザインよりも完全に機能で選んだが、小さいカメラになると持ってみたいという気持ちを重視している。
 基本的にクラシカルなカメラのデザインこそがカメラデザインの完成形だと思っているので、レンズの鏡同部分が丸いものでないと欲しいという気が起きない。これは一応合格。レンズ自体も丸ければ言うことないのだが、最近そういったデザインのものがソニーにないのが残念。

 ソニーデジタルカメラと言えばカールツァイスのレンズがひとつの売りだが、これはカールツァイスではなくGレンズのほうを使っている。Gレンズは、もともとミノルタの高級レンズに与えられていた呼称。個人的にはカールツァイスのほうが満足感が高いのだが、そこは妥協。開放F値が2.4というのはなかなか。ただし基本的にはこういうコンパクトカメラは、オートで撮るつもりなので、まああまりこだわなくてもいいかもしれないが。シンプルなゴールドのデザインは高級感がある。色はゴールドだが、実際にはやや薄めでジャンパンゴールドといってもいいくらい。大きなフルサイズが黒、中くらいのマイクロフォーサーズが白、小さなコンデジがゴールドという感じで、大きさが小さいほどやや派手めな色でも嫌味がない。黒もきりっと引き締まってて魅力的だったが、K嬢が黒だし間違えてはいけないので、こっちにした。

オリンパスのPEN E-P2が来たときも小さいと思ったが、さすがにコンパクトデジカメは小さい。カバンに入れていても邪魔にならない。ソニーはやはりデザインがよくないとソニーではない。これはそういう意味でなかなかの好成績。シンプル・イズ・ベスト。

 3Dパノラマや動画モード、シーンセレクトなどもいろいろついているが、撮影に凝る必要はないだろう。撮影画像はまた後日掲載する。


撮った写真の管理・現像はこれ!Photoshop Lightroom 3.0