プラダを着た悪魔


 最初何気なくレンタルDVDで借りてみて、かなりヒット。コレクション用にブルーレイを購入した。昔映画化したときに、なんだかおもしろくなさそうなタイトルだと勝手に思っていたのだが、今では僕もプラダは大好きとあって、タイトルだけで借りたのだ。

 ファッション界をけん引するカリスマファッション誌の女性編集長と、その世界に紛れてしまった、ちょっと頭はいいがブランドとは無関係の女性の絡みがストーリーの中心。

 ドルチェ&ガッバーナも知らないが少しずつファッション界にのめりこんでいく女性を、アン・ハサウェイが好演。ディア・プリンセスのころの彼女に比べると、グラマーでキュートさがずいぶん成長したものだ。カリスマ編集長はメリル・ストリープ。怖いがかなり魅力的。仕事で魅力があるのは、優しい上司ではなく、何よりもできる上司だ。

 この映画、いろいろとうなずけるところが多い。いかにブランド業界が僕らの生活とつながっているか、時代を作り続ける過程に、人間同士の複雑怪奇な駆け引きがあるか。

 でも、僕個人としてはラストはちょっといただけない。いや、まあそれはここでは書けないので、見る人の意見に任せたい。


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