オリンパスPEN E-P2(ホワイトボディ)

 カメラは機能も大事だが、もってて楽しいものでなければならない。もともと趣味性の強いものなので、多くのメーカーがそのデザインにも力を入れている。ところが、機械としてはかなり成熟しているものでもあるので、それほど斬新なデザインのものは作りにくい。だから、今までカメラを使ってきた人がある程度そのまま使えて、しかもその中で洗練されたデザインのものを作らなければならない。ライカコンタックスのGシリーズのような優れたデザインのものは、ほかのカメラとほんのわずかな違いで、大きな差を生み出しているからすごい。
 普段は、ソニーのα900を使っているが、これはもうオーソドックスなカメラだ。特に悪いデザインでもない。映りはいいし、カールツアイスといったもっていて楽しいレンズが使える。しかし、でかくて重い。本気の撮影や旅行に行くときはもちろんこれを持っていくのだが、普段からちょっと散歩するときに持ち歩こうという気にならない。ブログなどにのせる写真をとるのさえちょっとめんどくさく感じる。というわけで、オリンパスのPENシリーズは前から興味を持っていたが、最近E-P2のホワイトモデルが出たのですぐに購入した。

 到着して箱から取り出すととりあえずかわいい。クラシカルな雰囲気と、ペンキっぽい雰囲気さえ感じさせる白とベージュの組み合わせは申し分ない。大きさはデジイチコンデジの間くらい。大きさもなんだかいい感じだ。
 女の子がもっているときっとかわいいカメラだ。もちろんコンパクトデジカメをもっている子のほうが多いだろうが、バッグからこれを出して料理なんか撮影したりしてるのを見たら、僕なんかは「おっ」と思う。逆に、なんだかこのカメラをさりげなく取り出したら、女の子の注目を受けそうだ(笑)そんな下心が思わず出てしまうような、そんなカメラだ。

 ちなみに、このブログの写真のほとんど(もちろん、このE-P2の写真はα900で撮っているが)は、このE-P2で撮って、フォトショップで加工している。



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