The History of Shogo Hamada―Since 1975

 

 浜田省吾を初めて聞いたのは高校生のときで、しかも、オリジナルを聞いたわけではなく、友達がカラオケで歌っている「MONEY」だった。というわけで、特に感動することもなく、変わったタイトルの歌だなと思ったくらいだった。
 そのうち「悲しみは雪のように」が大ヒットしてとてもいい曲を歌う人だと思ったが、なんとなくCDを聞かずにきた。しかし、コブクロの「ALL COVER BEST」や坂本冬美のカバー曲を聴いたときに、YouTubeなどで聴いたオリジナルのほうがかなりいいと思ってしまったので、アルバム全体を聞いてみることにした。

 J.BOYやさきほどのMONEYなど比較的アップテンポな曲から、大ヒットしたバラードまで全体的にかなり魅力的なアルバム。もちろん浜田省吾自体が魅力的な歌手だということだ。しかも、こういったベストアルバムを聴いてみると、今まで知らなかった曲にも相当魅力ある曲が多数あることがわかるからすごい。ベストアルバムといっても、大ヒットした曲以外はなんだかあまり魅力が感じられない歌手もたくさんいるからだ。

 特にラスト曲の「青空のゆくえ」は、このアルバムで初めて聴いたが収穫だった。

CD (2000/11/8)
ディスク枚数: 1
レーベル: ソニーレコード
収録時間: 75 分